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『ベイマックス』(Big Hero 6)

先日、友人の家に泊まりに行きまして。
そこで無理やり観させられた。金曜ロードショー版ベイマックス。録ってた吹き替えのやつ。面白いからって。あのー、吹き替え嫌いなんですけどー。

この作品、アメリカと日本で広告(タイトル、予告編、ポスターのデザイン等々)の方向性が全く違うってことで一時期話題になったから、ただの感動ドラマじゃなくてドンパチもあるってのは観る前にわかってた。
日本の広告だと、下手すると映画館で観るまでベイマックスが赤いアーマーつけて戦うことを一切知らなかったって人もいたんじゃない?

えぇと、ベイマックスのビジュアルなんだけど、これね、口がないってのが一番のポイントだと思うの。表情がつくれないから。ベイマックスの表情わかっちゃったら、彼の魅力半減だもんね。
この可愛い可愛いベイマックスちゃんがさ、戦うロボットに変わっちゃうもんだからもうびっくり仰天。初めは空手技とか覚えさせられるんだけどさ、体格だけはいいからすぐ最強になっちゃって。運動部に入ってて体格で悩んでる僕としては羨ましい限りだよ、ほんとに。生まれた時から大きいもんなお前は。ずりぃよ。

敵は敵でさ、もうツッコミどころ満載なわけ。なんか神経トランスミッター(?)で自在に形を操れる波みたいなのに乗って移動するんだけど、それが完全にポニョ。アンタ、ポニョじゃん。なんならポニョの方がスムーズに移動できてましたけど?つって。
あと正体分かりやすすぎ。ほぼ二択だし。正体明かされた時も、「まぁお前だろうな、うん。」って感じでちょっと冷めちゃったから。溜めに溜めといてお前かいっていう。ディズニーアニメ史上最大級のズッコケ。『ズートピア』の黒幕の方が「お、おまえだったのかっ…!」感あって楽しめたから!そもそも、これほどまでに黒幕の正体がわかりやすい映画ってあります?知ってる方いらっしゃいましたら是非教えてください。
しかも根っからの悪役じゃなくて、境遇がアレで同情を誘うような哀れな悪役っていうのも、なんかうーんって感じ。しょうがないけどさぁ、そうじゃないじゃ〜ん。どうせならバイバイキーン!ってな感じでボコボコにされてほしかった。このスッキリしない感じ、何かに似てる。残尿感?

個人的には戦闘シーンはちょっと物足りなかったかなぁ。原題のBig Hero 6っていうのもね、ベイマックスみたいなBigなHeroが6体出てきて、もっと、なんかこう、重厚感のある肉弾戦を繰り広げてくれるんじゃないかとおもってたわけ。なのに残りの5は全部人間で、しかもほとんど役に立ってないし見方によってはただの邪魔っていう。
そんな中で主人公の子が戦いを引っ張ってくんだけど、アンタ冷静すぎか。信じられないほどの落ち着きっぷり。自分もめっちゃ狙われてんのに、周りに的確に指示出しちゃうからね。ほんとに14歳かよ〜。

あと、エンドロールの後にフレッドのお父さん出てくんじゃん。あの髭面のジジイ、スタン・リーなんすよ。StanleyじゃなくてStan Lee。アニメにまでカメオ出演してきやがったよ!ついに次元超えてきちゃったよ!!(あそこだけ実写に見えるほど本人に似てた。)
実はこの作品、原作がアメコミなんです。ディズニーアニメとマーベルがタッグを組んだ記念すべき(たしか)初作品で、まぁスタン・リーが出てくるのも納得っていう。てか最後に彼が出てきたから僕は原作がマーベルだって気づいた。スタン・リーってのは、簡単に言えばマーベルの名誉会長的なポジションのジジイ (94歳)。

f:id:oops_phew:20170326123445j:image(ほら、似てる。)

そうそう、似てると言えば、主人公のおばさんがアナ雪のアナにそっくりだった。気になる方はチェックしてみてください。絶対びっくりすっから。