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『スクリーム』(Scream)

いや〜、僕ももう大人になったもんだから、ちょっとやそっとのホラーはヘーキになっちゃって。こないだ『エクソシスト』観たけど大丈夫だった。お化け屋敷は未だにホラー映画の殺される人並みにビビりまくるんだけどね。

昨日はスクリームという超有名なホラー映画を観ました。そぜ君これ観てなかったのランキングでかなり上位に入ってきそうな本作。でも僕ホラー映画を好んで観るタイプじゃないんで…

僕にとってホラー映画といえば『呪怨』一択。今回は『スクリーム』の感想の前にちょっとこの話をします。
もう10年以上前になるのかな、僕が小学生でたしか低学年だった時の夏休みに、視聴覚室で怖い映画を観よう!みたいなイベントに参加しまして。そこで大画面で観せられたのが『呪怨』だったわけ。これがもうほんとにキョーレツで。トラウマなんてもんじゃない。僕の人格形成になんらかの影響を及ぼしたんじゃないかってくらいのインパクト。隣の女の子とか両手で顔覆ってたからね。あれは絶対小学生に観せる映画じゃないと思うわ。今さら言いますけど、算数の服部先生、『呪怨』はナシだと思いますよ!!100%チョイスミスってましたよ!!!(もうちょっと可愛い、お化けちゃん♪みたいなやつなかったんかい。)

呪怨』がひどいのは、舞台となる家の中のあらゆる場所で怖いシーンがあるってこと。トイレとか、お風呂とか、ベッドとか。こん中でどう考えても一番ヤバいのがベッド。これさ、もう反則でしょ。反則ギリギリとかじゃなくて立派な反則。幽霊が布団の中から出てきちゃうからね。ホラー映画観た後はお布団の中しか逃げ場がない人もいるだろうに。布団という聖域を侵した罪は大きい。ある意味映画史を塗り替えたと思う。

それでさ、ただでさえ怖かったのに、舞台となる家の間取りが一部自宅にそっくりだったもんだから(あの階段とか)、おうちに帰ったあともビクビクしっぱなしでね。母親に泣きついて1人でトイレに行くこともままならない。実はこのトラウマ、程度の差はあれ中学卒業するくらいまで続きました。

さてさてやっと『スクリーム』のお話。
スクリームといえば、”I scream, you scream, we all scream for ice cream.”っていう早口言葉があるね。中学生の時にscreamを辞書で調べてたら出てきて、印象的だったから覚えてる。映画とは全然関係ないけど。

作品自体は、面白いし、よくできてると思う。どんでん返しとかはないんだけど、一応殺人鬼の正体は誰だ的な要素もあって飽きさせない。あえてこの言葉を選ぶけど、「ちゃんとしてる」。内容はふざけた映画だけど、基本はしっかり抑えてるし、丁寧に作られてるなという印象。さすが語り継がれるだけある。殺人鬼がつけてるマスクも、みんな一度は見たことがあるあのマスク。

f:id:oops_phew:20170325154244j:image(ハロウィンの時によく見るあのマスク)

この映画の一番の見どころはやはりなんといっても伝説のオープニングシーン。プルプル鳴ってる家電のアップから始まり、金髪美女があんな姿になるまでの緊迫した10分間。ドリュー・バリモアの可憐さと、怖がる演技の上手さ。このシーンは死ぬまでに絶対観ておきたい。個人的にはオープニングタイトルはこのシーンの後でも良かった気がする。

f:id:oops_phew:20170325154254j:image(全力で怖がるドリュー・バリモアさん。1975年生まれらしいので、当時20歳くらい。)

ぶっちゃけ一番怖いシーンはこのオープニングだと思う。というのも、殺人鬼が弱いのがだんだんわかってくるんだよね。それがこの映画の面白いところでもあるんだけど。殺人鬼、襲おうとした女の子に逆に押し倒されちゃうんだもん。フィジカルが全然ないんだもん。筋トレ絶対してないんだもん。なんか途中から可愛く思えてきて、だんだん怖くなくなってくる。
こういうの観ると、やっぱ殺人鬼は『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターみたいなのが一番怖いなって思うよね。『スクリーム』の殺人鬼は、全然闇を抱えてないし、中身も単純で、おバカ。
あ、でも最後に正体明かしたあとのサイコな演技は結構イケてるな、って思った。
演技といえばもういっちょ、主役の女の子がタフすぎて、たまにミシェル・ロドリゲスにみえた。これはガチ。あんた元祖ロドリゲスですかい?アクション映画もイケる口かい?つって。

あとどうでもいいんだけどひとつ笑っちゃったのが、捜査の一環で電話の通話履歴を調べるシーン。履歴を調べるのに1日かかるっていう。時代を感じちゃうね。20年前はそんなんだったのかぁ。

まぁ色々書いたけどどうせ一作目が一番面白いんだろうな〜、続編は薦められない限り観ないかな。