『レ・ミゼラブル』(Les Miserables)

最近、週2,3回レミゼの曲を聴きながら仕事をするような特殊な環境に身を置いておりまして。そうなるとやっぱりこれが観たくなってくるわけ。この映画は、もう5年前になるのかな?公開当時に父親と観に行った作品。レミの原作を中学生の時に愛読していた父。読み始めようと思ったけど分厚い文庫本が全部で5冊あったり確か100ページ以上読まないと主要な登場人物がでてこなかったりすることに驚きを隠せなかった、15,6歳の僕。少なからずレミ愛の差を感じたのを覚えている。

レミって小さい頃に読んだ『ああ無情』(実はこれ、レミの中の「銀の燭台」というはじめの方のエピソードを切り取ったもの)くらいでしか触れたことがなかったから、話の内容はよく知らなかった。でもなんか知らないけどミュージカル版の歌は知ってたようなきがする。そういえばあの時はミュージカルを好きになった頃かもしれない、これは覚えてない。

レミの内容に対する感想ってなるともう細かいところまで永遠に書けてしまいそうだし、今まで世界中の人々が長きにわたって語り合ってきた作品に僕の陳腐な感想をつけるのは、いくらこのふざけたブログの中だからといって少し野暮だと思う。だからミュージカル要素について思ったことをちょびっと書こうかな。
え?手を抜くなって?レミは作品が大きすぎるから許して。気軽に感想なんかをつらつら書けるもんじゃないんだよ。なんつーか、敵が強すぎるんだよ。逆に言うと、よくここまで大きなミュージカル作品を無難に映画化できたな、って思うよ。

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えっと、舞台版を知っている者として最初にうぉって思ったのが、司教役の人が舞台版の初演でジャン・バルジャンを演じていた方(名前は知らない。なんたらウィルキンソンさんだったかな)だったこと。ほとんどの人にとってはどうでもいいことだと思う。まぁいわゆるカメオ出演ってやつです。多分他にもカメオ出演してる人いると思うけど気付かんかった。

この映画は普通に俳優として有名な人が結構出ていて。あ、この人歌も歌えちゃうんだ、みたいな。『美女と野獣』の時にも書いた、「守備範囲広すぎだろ〜」ってやつだ。確かミュージカル出身のヒュー・ジャックマンと、映画版『マンマ・ミーア!』で実力が評価されていたアマンダ・セイフライドは知ってたけど、アン・ハサウェイエディ・レッドメインは意外だった。調べてみたら、エディも一応舞台出身みたい。
特にアン・ハサウェイの"I Dreamed a Deram"とか圧巻よ。映画だから舞台とはちがってファンテーヌが売春婦になってみすぼらしくなっていく様子がリアルに描かれているし、歌声にもちゃんと生死をさまよってる感じの悲壮感がでてるしで、非常に良かった。予告編でしつこく流れていただけある。

このファンテーヌのソロもそうなんだけど、特にソロ曲はノーカットが多いような気がした。というのも、この映画は歌を全部生で歌ってるから。全編ライブ録音っていうのは僕が知っている限りミュージカル映画史上初めてだと思う。普通のミュージカル映画は歌だけを前にとって、実際の撮影は口パクだったりするので。

それと、舞台版と比べて思ったこと。
・テナルディエ夫婦の曲に迫力がなかったのがちょっと残念だったかな〜。ヘレナ・ボナム・カーターは相変わらず演技が器用でよかったんだけどね。
・新曲の”Suddenly”は綺麗なメロディーなのでオススメです。
・場面の切り替わりに、舞台版では演出できないようなダイナミックなカメラワークが使用されていて感動した。。。

あまりにバックグラウンドの大きな作品なので、なんか当たり障りのない感想になってしまった。個人的には、読む価値のない駄文。反省。